...ゴージャスなパーティーには推参者が多数招待された...
...彼女はマナーに欠ける推参者を見ると不快感を覚える...
...推参者には服装に気をつけてほしい...
...推参者が多いと、会場が混雑してしまう...
...推参者として招待されると、特別な待遇を受けられる...
...まあこれは愚かな私どもの推参な気の迷ひに違ひないのでございませうけれども...
太宰治 「右大臣実朝」
...夕べの散歩がてら樹明居へ推参...
種田山頭火 「行乞記」
...「見受くるところ、貴様は取るに足らぬ下郎ゆえ、助けて遣(つか)わそうと思ったが」「取るに足らぬ下郎でまことに済まなかった、それがどうした」勃然(ぼつぜん)として、宇治山田の米友がタンカを切りにかかると、武士たるものが、「推参な、下郎の分際で武士たるものの魂を足蹴(あしげ)にした不埒(ふらち)な奴、刀の手前、許すわけには相成らん」「ばかにしてやがら」ここで米友は冷笑を発し、「武士たるものの魂がどうしたんだ、自分の魂を足蹴にされるようなところへほうっておくおびんずるも無かろうじゃねえか」「何と申す、無礼な奴」ここで武士たるものが憤(おこ)り出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...かくの通りにぶしつけに推参いたしたのは」先以(まずもっ)て...
中里介山 「大菩薩峠」
...伴に推参してやって来ました」と答えたので...
中里介山 「法然行伝」
...全く留守宅へ狼が推参して児を平らげんとする処をこの犬が咋い殺したと判った...
南方熊楠 「十二支考」
...「正月九日長藩二千人許御城下え推参...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一手のご指南に預かりたく推参致してござる...
吉川英治 「剣難女難」
...京極の屋敷に推参なし...
吉川英治 「剣難女難」
...推参(すいざん)な...
吉川英治 「私本太平記」
...推参(すいさん)であろう...
吉川英治 「私本太平記」
...「推参ッ」と、斎藤掃部助(かもんのすけ)が、槍をあわせた時、敵は、「信長公の身内、前田犬千代ッ!」と、喘(あえ)ぐ息で名乗ったので、「今川家譜代(ふだい)の臣、斎藤掃部助ッ」と、彼も応じ、「かツッ」と、くだ槍の先も突き折れよと、一挙(いっきょ)に圧(お)して行く...
吉川英治 「新書太閤記」
...孤立自滅させてしまうのは残念と存じましたゆえに――かくは推参いたしたのです...
吉川英治 「新書太閤記」
...亡君内匠頭が仇をすすがん為に吉良殿まで推参いたしたのでござる...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『推参っ』間喜兵衛の十文字槍が横をふさぐと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...……推参申したお願いの儀とは...
吉川英治 「平の将門」
...推参な」広常は、叱りつけると、どう考えたか、それへ坐って、両手をつかえないばかり身を慎(つつし)んで見せた...
吉川英治 「源頼朝」
...江漢が押して推参いたしたのは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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