...「掛布団で寝るとぐっすり眠れる...
...「掛布団を丁寧にたたんで収納する...
...「我が家は布団がなくて掛布団で寝ている...
...「掛布団と敷布団の組み合わせが重要だ...
...「毛布より掛布団の方が温かいと感じる...
...彼は掛布団を顎まで引き上げる...
梅崎春生 「幻化」
...焚ける火が一同の掛布団也...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...焚火を掛布団とすることは出来ず...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...子供のように掛布団をはね上げて膝を立てていた...
戸田豊子 「歩む」
...古ぼけた炬燵と薄い掛布団とを取り出し...
豊島与志雄 「母親」
...ふいに掛布団をはねのけて飛び起きた...
豊島与志雄 「春」
...掛布団(かけぶとん)の間へ入れて寝かしてやる...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...あの古くなつた掛布団はまたもう綿がはみ出したでせうね...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...ちょうど壁ぎわの掛布団を伸ばしていた看護婦は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...一そう深ぶかと掛布団を引っ張って壁の方を向き乍ら...
牧逸馬 「運命のSOS」
...掛布団の工合はいかがでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして麻の軽い掛布団がよかろうと思っているのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...掛布団もない寝台の上でそのまま待てとは女の心を知らない命令であったかも知れない...
森鴎外 「カズイスチカ」
...女は急いで寝台(ねだい)の所へ行って、掛布団を卸して、それを男の膝(ひざ)の上に掛けて遣(や)った...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...多くは掛布団や敷布団であった...
柳宗悦 「京都の朝市」
...その蔭に仄見えている白絹らしい掛布団から...
夢野久作 「白菊」
...掛布団(かけぶとん)の縁(ふち)をぎゅっとひと息に押し込んでくれる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...ルイス・フロイスや船長ドン・ペドロ・ダルメイダは非常にこれを款待し、鍍金の寝台、絹の敷布団、掛布団、天鵞絨の枕、ボルネオの精巧な蓆、その他織物類を贈った...
和辻哲郎 「鎖国」
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