...丁度狭苦しい土間の隅に据風呂の下を焚きつけてゐた...
芥川龍之介 「一塊の土」
...すると昨日の乞食がお宮の石段に腰を下ろしてそのやせた膝を抱いて白髪の下から例の気味の悪い眼を光らして子供達を睨み据えました...
伊藤野枝 「火つけ彦七」
...土人の古器物(こきぶつ)も二三据ゑてある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...わたしを立っていた場所からほかの場所へ据え直した...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...二重眼瞼の方へ上目にじっと見据えられてるきりで...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...心意の焦点が据えられているのだ...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...身動きが出来なくて眼を据えると...
豊島与志雄 「月明」
...眼を据えながら家に帰ってきた...
豊島与志雄 「童貞」
...」と答えて村田は一寸眼を見据えた...
豊島与志雄 「反抗」
...次に黒い眸(ひとみ)をじっと据(す)えて自分を見た昔の面影(おもかげ)が...
夏目漱石 「行人」
...東の關脇(せきわけ)に据ゑた容色(きりやう)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それ故哲學は觀念的存在者そのものに實在性を付與しそれを直接に高次的實在者の位に据ゑる外はない...
波多野精一 「時と永遠」
...そしてまるで子供部屋の椅子(いす)の上でそつと取つて來た御馳走を何時もよく私に供給してくれたやうに私の前にお茶のコップとトーストのお皿の載つた小さな圓い卓子(テエブル)を据ゑてくれた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...目の前に据えられた徳利に手をかけた...
本庄陸男 「石狩川」
...居据りながら歩いているような心もちでしたよ...
正岡容 「初看板」
...奧さんは膝をいざらせて据わつて...
森鴎外 「半日」
...「坐れッ」と二人を雨龍の正面に引き据えて...
吉川英治 「剣難女難」
...彼はじっと眼を据える...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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