...五十川女史は田川夫人がいいかげんな捏造(ねつぞう)などする人でないのをよく知っているから...
有島武郎 「或る女」
...横腹まで捏ねようとしたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...天日(てんぴ)に乾いた捏粉(ねりこ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...この神秘捏造(ミステフィカシオン)の悪癖が...
太宰治 「兄たち」
...同じ方法で捏(こ)ね上げられたものではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...捏(こ)ね直して来ねえ」「捏ね直すくらいなら...
夏目漱石 「草枕」
...何とかかとか理窟(りくつ)を捏(こ)ねて...
夏目漱石 「坑夫」
...つまりああ捏(こ)ね返(かえ)さなければ気がすまない女なんだ」「だってあたし始めてよ」「お前は始めてさ...
夏目漱石 「明暗」
...捏(こ)ね廻してしまったものには具合がよかったと...
長谷川時雨 「九条武子」
...こはラムプの下にて一夜に捏ねたる者なりと誇りかにいへば円テーブルはをかしとて人は笑ふ...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...彼の謂う捏(こ)ねかたを始めた...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...篩った粉を入れて捏(こ)ねて固ければ牛乳で少し緩(ゆる)めて小さくちぎって掌(てのひら)でグルグルと細長くちょうど親指位の太さに円(まる)めて...
村井弦斎 「食道楽」
...それを板の上へ取って両手に力を入れて二十分間よく捏(こ)ねて饂飩のようにでっちますがこれも素人には骨が折れます...
村井弦斎 「食道楽」
...捏鉢(こねばち)...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...ツクネルとは捏(こ)ねあげることで...
柳田国男 「木綿以前の事」
...禅宗によって捏造(ねつぞう)されたものだよ」「なるほど多少穿(うが)ちすぎてはいるが...
山本周五郎 「新潮記」
...瓦町の入口で七輪を造る土捏(つちこ)ねを長い事見ていた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...すっかり捏(こ)ね損(そこ)なッてしまった形だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
