例文・使い方一覧でみる「振りかぶる」の意味

...二葉亭の文学というは満身に力瘤（ちからこぶ）を入れて大上段（おおじょうだん）に振りかぶる真剣勝負であって... 二葉亭の文学というは満身に力瘤を入れて大上段に振りかぶる真剣勝負であっての読み方
内田魯庵「二葉亭四迷の一生」

...はたして次の瞬間博士が椅子を目よりも高く振りかぶると見る間に...
海野十三「十八時の音楽浴」

...右の駕籠側（わき）に廻って太刀を振りかぶる... 右の駕籠側に廻って太刀を振りかぶるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...刀を振りかぶると前を向いていた島田が忽然（こつぜん）とこっちへ向く... 刀を振りかぶると前を向いていた島田が忽然とこっちへ向くの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...落ちていた竹の棒を拾って一打ちと振りかぶると... 落ちていた竹の棒を拾って一打ちと振りかぶるとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...負けそうになる）弥八　　（得物で茂兵衛を打たんと振りかぶる）子守子　（怖々今まで見ていたが思わず）人殺しいッ... 負けそうになる）弥八　　子守子　人殺しいッの読み方
長谷川伸「一本刀土俵入　二幕五場」

...右手に象牙のバチを振りかぶる様に持った柳子が... 右手に象牙のバチを振りかぶる様に持った柳子がの読み方
三好十郎「冒した者」

...振りかぶる）壮六　（小走りに逃げる真似をしながら）はははは！　じゃ... 振りかぶる）壮六　はははは！　じゃの読み方
三好十郎「樹氷」

...びゅッと振りかぶるやいな... びゅッと振りかぶるやいなの読み方
吉川英治「大岡越前」

...青龍刀を高く振りかぶると... 青龍刀を高く振りかぶるとの読み方
吉川英治「三国志」

...許ふたたび振りかぶる... 許ふたたび振りかぶるの読み方
吉川英治「三国志」

...道誉が馬上で振りかぶると... 道誉が馬上で振りかぶるとの読み方
吉川英治「私本太平記」

...野太刀や櫂（かい）を振りかぶる小二... 野太刀や櫂を振りかぶる小二の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...「うぬっ」振りかぶると... 「うぬっ」振りかぶるとの読み方
吉川英治「源頼朝」

...松葉杖を振りかぶると... 松葉杖を振りかぶるとの読み方
蘭郁二郎「夢鬼」

👨話題の人々👩