...お松さんの持ち場の卓子(テエブル)にいた外国語学校の生徒らしいのが...
芥川龍之介 「葱」
...持ち場をはなれるなって...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...互(たが)いに持ち場をかえて...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...彼(か)の新門辰五郎(しんもんたつごろう)の持ち場とて...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...トレープレフ みんな持ち場についてくれ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...もし持ち場を離れましたら...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...自らの持ち場からじっと見守っていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...持ち場に突っ立っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...持ち場をすますと...
正岡容 「寄席」
...自分の持ち場を一生懸命...
正岡容 「寄席」
...持ち場というふうには感じられていなかった...
宮本百合子 「ある回想から」
...各々持ち場があって...
柳宗悦 「民藝の性質」
...空では鷸子(つぶり)と鳶(とび)とが円(まる)く空中の持ち場を守って飛んでいた...
横光利一 「日輪」
...韓当(かんとう)の持ち場ではないか...
吉川英治 「三国志」
...「わかったな」「わかりました」「部署につけ」「おうっ」それぞれの持ち場へ...
吉川英治 「私本太平記」
...余りに、問題が大きいので、衆議はまとまらず、ただ、「御明断に、よるほかはございませぬ」として、諸将は、夜に入って、各(かく)、持ち場持ち場の、陣地へ帰った...
吉川英治 「新書太閤記」
...伊達左京介どのの御持ち場を見て来てくれ』『何を見届けてくるか』『畳だ』『よしっ』濡(ぬ)れ襷(だすき)のまま...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...持ち場を離れたり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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