例文・使い方一覧でみる「拍子抜け」の意味
スポンサーリンク...感心というより拍子抜けかもしれないが――また来るよと言って去って行った... 
高見順 「いやな感じ」
...拍子抜けがすると思う...
太宰治 「困惑の弁」
...いま読んでみて案外まともなので拍子抜けがしたくらいです...
太宰治 「誰」
...一寸拍子抜けの態のように見える...
戸坂潤 「社会時評」
...牢番もあまりの泰平に拍子抜けがして...
中里介山 「大菩薩峠」
...拍子抜けのしたらしい神尾主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...拍子抜けのしたように立っています...
中里介山 「大菩薩峠」
...あいつらの意気組みも拍子抜けがしてしまいましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...拍子抜けというよりも力負けなんでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...聊（いささ）か拍子抜けの気味であった...
夏目漱石 「こころ」
...こりゃ女の小指じゃねえ」平次は少し拍子抜けがした様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そうなの」だしぬかれたようで拍子抜けがしたが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...そうだったの」と拍子抜けがしたような白けた顔をした...
久生十蘭 「川波」
...京都で馬鹿受けした後だけに拍子抜け...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...矢代はこの青年の失礼な云い方に拍子抜けがして...
横光利一 「旅愁」
...稲吉も拍子抜けがして...
吉川英治 「江戸三国志」
...いささか拍子抜けのかたちである...
吉川英治 「私本太平記」
...拍子抜けがしたりした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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