例文・使い方一覧でみる「拍子抜け」の意味
スポンサーリンク...――殊にＯ君は拍子抜けのしたように笑い出した... 
芥川龍之介 「蜃気楼」
...何か拍子抜けのした彼女の顔に可笑（おか）しさよりも寧（むし）ろはかなさを感じた...
芥川龍之介 「年末の一日」
...拍子抜けしたみたいな感じで...
太宰治 「惜別」
...おおいに歓迎しようと待ち構えていた同志たちは拍子抜けがして...
林不忘 「安重根」
...やや拍子抜けの観がなくはない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...拍子抜けのしたらしい神尾主膳は...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お前は何だ」あまりのことに甚三郎も拍子抜けがして...
中里介山 「大菩薩峠」
...あまりのことに拍子抜けがして...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角もなんとなく拍子抜けがしてここまで来たところだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...向うは拍子抜けがしてしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友としては完全なる拍子抜けです...
中里介山 「大菩薩峠」
...拍子抜けというよりも力負けなんでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんとなく拍子抜けになってきて...
中里介山 「大菩薩峠」
...何だって帰ったんだろう」八五郎ははなはだ拍子抜けの気味でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かへつてゆき子は拍子抜けのするやうな気持ちだつた...
林芙美子 「浮雲」
...拍子抜けした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...京都で馬鹿受けした後だけに拍子抜け...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...日課「拍子抜けがしたろう」と...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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