...一通り骨の折れることではなかった...
芥川龍之介 「桃太郎」
...実に読むのに骨が折れる...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...しかしながらこれは骨の折れる企てである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ラジオの舌にはなかなか教育されるのに骨が折れる...
寺田寅彦 「軽井沢」
...木の折れる響きのすることにびくりとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...左へ折れると、片側は、寺で、片側は、草原であった...
直木三十五 「南国太平記」
...指は折れるように歪んでいた...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...尋常の果し合いはなかなか骨が折れる...
中里介山 「大菩薩峠」
...取締りにそんなに骨の折れることではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...大刀老人に孝養を尽くすのだから骨が折れる...
夏目漱石 「永日小品」
...骨の折れる仕事だつた...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...どんなに骨が折れるかわからなかったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「…………」崩折れるように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は崩折れるやうに腰を下ろした...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...斯う穴やふし瘤だらけでは無駄骨が折れるばかりで手間が三倍だと滾しぬいた...
牧野信一 「鬼涙村」
...はなはだ骨が折れる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...古典を回顧するには骨が折れる...
山本周五郎 「青べか日記」
...一人じゃ骨が折れるだろうからなと付け加えた...
山本周五郎 「季節のない街」
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