...扨て其の本当の意志否定が如何にして為されるかといふに...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...扨斯て愈公判開廷とならば...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...扨も此二三十年以前松前の津波程おそろしかりしことはあらず...
太宰治 「津軽」
...扨百姓達の方は、その態度が心許ないせゐではないが、何分嶄新なその耕作法は、聴けども聴けども分らない...
中原中也 「心理的と個性的」
...扨エルキュルは立直り...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...扨(さて)こそ引(ひき)こむ彼(か)の門内(もんない)...
樋口一葉 「曉月夜」
...姿(すがた)おもへば扨(さて)も罪(つみ)ふかし...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...扨(さて)女大学の離縁法は右に記したる七去にして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...扨又本章中、人を誹(そし)り偽を言う可らず、人の謗(そしり)を伝え語る可らず云々は、固より当然のことにして、特に婦人に限らず男子に向ても警しむ可き所のものなれば、評論を略す...
福沢諭吉 「女大学評論」
...扨(さて)中津から箇様(かよう)申して参りました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何は扨置(さてお)き一番先に月代(さかいき)をして夫(そ)れから風呂に這入ろうと思うて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...事情探索の胸算夫(そ)れは扨置(さてお)き私の欧羅巴(ヨーロッパ)巡回中の胸算(きょうさん)は...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...吉原深川は扨(さて)置き...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...扨是れ漸く七歳のメルリンの告げたところと云ふたので...
南方熊楠 「人柱の話」
...扨(さて)申上けるは...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...扨(さて)も不思議さ恐ろしさ...
夢野久作 「白髪小僧」
...扨(さて)こそかような御念入り裁判が開かれたものと察せられました...
夢野久作 「鼻の表現」
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