...手間賃をもらう。...
...この仕事には手間賃がいい...
...手間賃を安く払われる...
...彼女は手間賃が高くてケチだ...
...手間賃を節約するために自分でやる...
...大作は手間賃の問題に過ぎない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...大作は手間賃の問題にすぎない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...阿Qは手間賃と袷を要求することを得ず...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...電気技師一名、電気職工三名、工事監督一名、大工左官二十名、室内装飾業者三名、都合二十八名の技術者職人が、手間賃の外に、莫大な礼金を貰って、この大工事の秘密を保っていたことが判明した...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...手荷物五つ分の手間賃を払うよ...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...多少手間賃を貰うようになったこと故...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...(無論仕事師の手間賃も中に這入っていて)百五十円でやれるということです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...おまけにべらぼうに手間賃が高いのだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...時々大留(だいとめ)さんから手間賃に貰った金はみんなそのまま小母さんに渡してしまって...
豊島与志雄 「少年の死」
...勘次(かんじ)は開墾(かいこん)の手間賃(てまちん)を比較的(ひかくてき)餘計(よけい)に與(あた)へられる代(かは)りには櫟(くぬぎ)の根(ね)は一つも運(はこ)ばない筈(はず)であつた...
長塚節 「土」
...こうした仕事の手間賃は...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...シルヴィも爺さんに屍衣を着せて白布を縫って中に包み込んでやった手間賃として一〇フランを請求していたので...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...その他に大工の手間賃だの...
堀辰雄 「緑葉歎」
...ツマリ苗木代と栽る手間賃と栽えた後の手入れ費とがその主なものである...
牧野富太郎 「植物記」
...竹 (矢竹或いはしの竹) 五百本飛石(拍子木二本をふくむ) 五十枚すて石 三つ茶庭燈籠(利休がた) 一本つくばい(一つは大きく別ののは小さく) 二鉢山土 十車そして植木屋手間賃五十人分二百円は例外である...
室生犀星 「庭をつくる人」
...いくらかの手間賃になる雑多の仕事にはげむ老婆やかみさんたちもいるのであるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...然しそれだけ手間賃も高いから...
山本周五郎 「柳橋物語」
...手間賃のきびしい制限をうけた...
山本周五郎 「柳橋物語」
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