...夜になると仲仕の兼助の手引きで松島へ「浮かれ節」を聞きにいったり...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...この書物は単に読者にとっての手引きであるばかりでなく...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...手引きであろうか――今も...
直木三十五 「南国太平記」
...空巣狙ひの手引きでもしたやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかな山奥でも月や日という手引きはございます...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...そうすればあれが手引きとなって僕は黄金のところへ着くだろうよ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...最後の生母の手引きでの仇討場面でも宮部邸の「憎ッこい」の相助がまたまた雲助となってあらわれてくるのなどいよいよ同様の感が深い...
正岡容 「我が圓朝研究」
...わしの望みの手引きをしながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...自分が手引きして物越しにお逢わせしよう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...右大臣が軽佻(けいちょう)な女房の手引きでしいて結婚を遂げた時にも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「そのお手引きをいたすことで私は必ず罪に堕(お)ちましょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...旧家は物の歴史や在(あ)りかを知るに何よりの手引きである...
柳宗悦 「地方の民藝」
...その男の手引きで現在の場所へ住居を建て...
山本周五郎 「柳橋物語」
...右馬介どののお手引きで...
吉川英治 「私本太平記」
...織田家へ随身を申し入れて来たことで――その人々を説きまわって手引きの役目をした者は即ち...
吉川英治 「新書太閤記」
...この方の人数を手引きするなら...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らを手引きして...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この書がかつてつとめたような手引きの役目は...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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