例文・使い方一覧でみる「戸」の意味

...ガタビシする入口の戸を開けると... ガタビシする入口の戸を開けるとの読み方
石川啄木「鳥影」

...郷里は水戸です――水戸から七里許りあるところです... 郷里は水戸です――水戸から七里許りあるところですの読み方
石川啄木「葉書」

...君まで神経衰弱になっては困るよ」特別刑事調査隊長の室戸博士は...
海野十三「宇宙戦隊」

...「いよう、魚戸... 「いよう、魚戸の読み方
海野十三「宇宙尖兵」

...そしてイドリスのうちの戸のかげに立つて... そしてイドリスのうちの戸のかげに立つての読み方
鈴木三重吉「ダマスカスの賢者」

...再び江戸に出（い）づるや... 再び江戸に出づるやの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...籠を戸外の縁側へ押し出してしまいました... 籠を戸外の縁側へ押し出してしまいましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...村はずれの井戸に水飲みに出かけると... 村はずれの井戸に水飲みに出かけるとの読み方
野上豊一郎「ヴェルダン」

...弟に世帯を譲ってこっちへ来たというくらいだから」「妹二人も江戸言葉か」「ヘエー...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...旧幕時代の江戸の治安は... 旧幕時代の江戸の治安はの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...戸籍謄本（こせきとうほん）とそれから空の蟇口（がまぐち）とをポケットに入れて... 戸籍謄本とそれから空の蟇口とをポケットに入れての読み方
橋本五郎「地図にない街」

...汐つぱい戸障子ながら... 汐つぱい戸障子ながらの読み方
林芙美子「大島行」

...硝子戸の外でドッと笑いの爆発……... 硝子戸の外でドッと笑いの爆発……の読み方
夢野久作「いなか、の、じけん」

...そして風と浪との唸りが戸外で聞えてゐた... そして風と浪との唸りが戸外で聞えてゐたの読み方
ピエル・ロチ　Pierre Loti 吉江喬松訳「氷島の漁夫」

...とうとうやッて来ちまったにちげえねえ」戸棚の声がとぎれると... とうとうやッて来ちまったにちげえねえ」戸棚の声がとぎれるとの読み方
吉川英治「大岡越前」

...戸外（おもて）へ出給え」「よしっ... 戸外へ出給え」「よしっの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...現在の妻池戸文子と知る... 現在の妻池戸文子と知るの読み方
吉川英治「年譜」

...送られて裏の脊戸口を離れると直ぐ切り立った崖の森となっている...
若山牧水「みなかみ紀行」

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