...『色懺悔』というような濃艶な元禄情味を滴(した)たらした書名が第一に人気に投じて...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...浅野さんのこの時の清らかな懺悔は永久に天国の記録に残るでしょう...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...「懺悔(さんげ)懺悔...
高神覚昇 「般若心経講義」
...笹谷峠のふもとの寺に行き老僧に向って懺悔(ざんげ)しその衣(ころも)の裾(すそ)にすがってあけくれ念仏を称え...
太宰治 「新釈諸国噺」
...……我昔所造諸悪業皆由無始貪瞋痴従身口意之所生一切我今皆懺悔一切我今皆懺悔...
種田山頭火 「其中日記」
...大きな声で懺悔をしておるじゃありませんか...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...後悔の念は転じて懺悔(ざんげ)の念となり...
西田幾多郎 「我が子の死」
...思い止まられそうも無い――」「…………」丈太郎の恐ろしい懺悔(ざんげ)話にお園は唯打ち顫うばかり...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...今は色気も艶気(つやけ)もなき病人が寐床の上の懺悔(ざんげ)物語として昔ののろけもまた一興であらう...
正岡子規 「病牀六尺」
...少くとも自分自身を説服しようという無邪気ならぬ心組から何物をも求めようという成心のなかるべき懺悔の心を失いつつあった...
三木清 「語られざる哲学」
...正直な懺悔(ざんげ)である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なにを懺悔しろというのさ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人間業(ごう)の懺悔(ざんげ)とも通(つう)じているものである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...お米の懺悔(ざんげ)の真偽を観(み)ぬこうとしていたが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...与治右衛門も懺悔のなみだを流し...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...すべて懺悔(ざんげ)の対象になってまざまざと悔いの胸を噛んで来る...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ばばの懺悔(ざんげ)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...龍山公(りゅうざんこう)の懺悔(ざんげ)血の異臭につつまれた犯罪の家を出て...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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