...菅絲(すがいと)に懸る...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...『矢張気に懸るわね...
石川啄木 「鳥影」
...浪は矢張根氣よく撓まず噛んで懸る...
石川啄木 「漂泊」
...更にその下の第三層に一ぱい詰めこんである金属ソジウムの函(はこ)にこの水が一度に懸るようにすればよい...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...あなたにすればもう後に気に懸ることはないのですから……お位牌は私の息のあるあいだは大切に御守り申します」「うむ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私のは懸る事になりますな...
薄田泣菫 「茶話」
...国元の方を調べるのだとすると相当暇が懸るであろうし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ベッドを二つも買うとなると入費が懸るばかりでなく...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...却(かえ)って会社でお目に懸るよりも往来の方が都合がいいのです」「そうですか...
谷崎潤一郎 「途上」
...叙述出来るかに懸る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...由て暇あるせつは學問して時を費さぬよう心懸る故に...
福澤諭吉 「養生の心得」
...何となく気に懸るから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...堕落なんぞと思われては心外だと喰って懸ると...
二葉亭四迷 「平凡」
...斯んな憎態な奴のことがどうしてそんなに気に懸るのだらう...
牧野信一 「妄想患者」
...洗濯ものの懸ることもなくなりましたから...
吉川英治 「江戸三国志」
...引ッ懸るんだというから面白いや」「ひどい野郎だな」みんなが笑うのに釣込(つりこ)まれて...
吉川英治 「醤油仏」
...一事に取り懸ると...
吉川英治 「新書太閤記」
...天の川の流れが南から北へ懸る時...
吉田絃二郎 「八月の星座」
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