...オフルの金を以て懶惰貪慾不義をも粧(よそお)いたまうなれば...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ちよろづとこそむすぶべき黄金水(こがねみづ)汲みかはすれば水泡(みなわ)とぞ消(き)ゆ広樹は懶(だる)さうに頭を擡(もた)げてその拙(まづ)い歌を見てゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...私達はどうかするとまだ寝床のなかに居残らうとする懶心(なまけごゝろ)に鞭打つて...
薄田泣菫 「独楽園」
...惰力の為めに面白くもない懶惰(らんだ)な生活を...
谷崎潤一郎 「秘密」
...生また懶(ものう)しの三字...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...何をするのも懶いがまたじっとしても居れなかった...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...圧倒してくる懶(ものう)さのうちに日々を過した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頭の上には一蔓の薔薇が懶(ものう)げにたれ下がっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ懶く、暫くはどうにもならないという気持から、学校の方へは向う一週間休講の電話をかけさしておいた...
豊島与志雄 「立枯れ」
...懶け者の癖として...
豊島与志雄 「囚われ人」
...保活里は耶懶といふ處に居つたといはれてゐる...
内藤湖南 「女眞種族の同源傳説」
...次の日は朝の程に鵜戸の窟にまうでゝ其の日ひと日は樓上にいねてやすらふ手枕に疊のあとのこちたきに幾時われは眠りたるらむ懶き身をおこしてやがて呆然として遠く目を放つうるはしき鵜戸(うど)の入江の懷にかへる舟かも沖に帆は滿つ渚にちかく檐を掩ひて一樹の松そばだちたるが...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...グスタフソンは空を見詰めたまま詞もなく廣い肩をただ物懶げに搖すつた...
南部修太郎 「死の接吻」
...これを利用もせず懶惰(らんだ)に日を送れば...
新渡戸稲造 「自警録」
...懶惰のゆえである...
久生十蘭 「金狼」
...然るに極めて懶惰無頼なる市井の一文人たる私は明治初世の持凶器強盗清水定吉がのちにその情人たりし五分珠のお藤との最初の出会の舞台面としてのみ...
正岡容 「山の手歳事記」
...物事にはや懶(ものう)いくせがつき初(そ)めて...
吉川英治 「剣の四君子」
...それ自身が懶(もの)うくなって来た...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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