...自分は自分の悲哀から、憂愁から、希望から、失望から、自信から、羞恥から、憤激から、愛から、寂寥から、苦痛から促されて此等の文章を書いた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...幸福に何の憂ひもなく暮らしてゐたのだつた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...底(そこ)ひも知らぬ深淵(しんえん)は憂愁の國...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...生来(せいらい)蛇嫌いな帆村はもうすっかり憂鬱(ゆううつ)になってしまった...
海野十三 「爬虫館事件」
...はかないばかり憂欝なものはない...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...アジアの憂鬱ではなく...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...心あるものはそれを憂えていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ことにマドロス氏はややもすればウスノロ氏に逆戻りをするような憂いはないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...また国家愛国の観念にも疵(きず)をつける憂(うれ)いがある...
新渡戸稲造 「自警録」
...その詩情に本質してゐる孤獨な憂鬱の陰影とが僕の個性に近く接觸するものがあつたからだ...
萩原朔太郎 「永遠の詩人」
...いかなれば追はるる如く歳暮の忙がしき街を憂ひ迷ひて晝もなほ酒場の椅子に醉はむとするぞ...
萩原朔太郎 「氷島」
...笛吹川の響きに夢むすび憂く...
樋口一葉 「ゆく雲」
...かれらの憂ひや笑ひを眼のあたりに眺めることが...
牧野信一 「痩身記」
...肩に掛けたザイルに軽い憂鬱を漂わせ...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...決して憂い悲しませるようなことはないよ」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...憂いを含んだような切れ長の細い眼と...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...新八は羽折をぬいで、袖だたみにしたのを、左の腕にかけ、もの憂いような、ぼんやりした顔をしていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...酷(ひど)く憂鬱になったりする訳ですね...
夢野久作 「一足お先に」
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