例文・使い方一覧でみる「慨嘆」の意味

...慨嘆の声を漏らす... 慨嘆の声を漏らすの読み方

...慨嘆のツイートが広がった... 慨嘆のツイートが広がったの読み方

...慨嘆しながらも、次回に備える... 慨嘆しながらも、次回に備えるの読み方

...彼女の慨嘆に応えて、私も共感した... 彼女の慨嘆に応えて、私も共感したの読み方

...その出来事については、多くの人が慨嘆している... その出来事については、多くの人が慨嘆しているの読み方

...実に慨嘆に堪えない次第である... 実に慨嘆に堪えない次第であるの読み方
相馬愛蔵「私の小売商道」

...こうした工事が天然の風致を破壊するといって慨嘆する人もあるようであるが自分などは必ずしもそうとばかりは思わない...
寺田寅彦「雨の上高地」

...吾人はかのキャンベルがポーランド亡滅の詩を誦しために慨嘆せざるを得ず...
徳富蘇峰「将来の日本」

...慨嘆すべき呪（のろ）わしいことです... 慨嘆すべき呪わしいことですの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...わが国の科学水準の低いのは慨嘆に堪えぬなどと高言している者... わが国の科学水準の低いのは慨嘆に堪えぬなどと高言している者の読み方
永井隆「ロザリオの鎖」

...これを応用する連中を先生などと崇（あが）めるのは全く西洋心酔の結果で拙などはひそかに慨嘆（がいたん）の至（いたり）に堪（た）えんくらいのものでげす... これを応用する連中を先生などと崇めるのは全く西洋心酔の結果で拙などはひそかに慨嘆の至に堪えんくらいのものでげすの読み方
夏目漱石「琴のそら音」

...三四郎もいっしょに慨嘆しなくってはいけないんだそうだ... 三四郎もいっしょに慨嘆しなくってはいけないんだそうだの読み方
夏目漱石「三四郎」

...新聞界の大元老、松崎天民氏が「百円たらずの月給にしばられ……」と、慨嘆するのか、自慢するのか分らぬことを書いていたし、現に私と前後して、同じ社へはいった本山荻舟（もとやまてきしゅう）君は、私の二倍より多い四十五円だ... 新聞界の大元老、松崎天民氏が「百円たらずの月給にしばられ……」と、慨嘆するのか、自慢するのか分らぬことを書いていたし、現に私と前後して、同じ社へはいった本山荻舟君は、私の二倍より多い四十五円だの読み方
野村胡堂「胡堂百話」

...実隆はその日記において大いにこれを慨嘆し... 実隆はその日記において大いにこれを慨嘆しの読み方
原勝郎「東山時代における一縉紳の生活」

...私は一層私自身に軽蔑と慨嘆とを覚えずには居られなかつたのである...
牧野信一「川を遡りて」

...亦甚だ慨嘆すべし... 亦甚だ慨嘆すべしの読み方
箭内亙訳註「國譯史記列傳」

...日本の前途のため実に慨嘆の至りだ」こう両方で慨嘆されては手の付けようがない...
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...慨嘆して哭（な）いたりしていますので... 慨嘆して哭いたりしていますのでの読み方
吉川英治「三国志」

...ふしだらになったものだと慨嘆し... ふしだらになったものだと慨嘆しの読み方
吉川英治「私本太平記」

...いかなる宿縁ぞや――などとよく若いさむらいは冗談に慨嘆（がいたん）するが... いかなる宿縁ぞや――などとよく若いさむらいは冗談に慨嘆するがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...これに近い慨嘆を聞かされるも近来一再ではない... これに近い慨嘆を聞かされるも近来一再ではないの読み方
吉川英治「随筆　新平家」

...やんわりと気慨をつつんだ慨嘆も聞けない... やんわりと気慨をつつんだ慨嘆も聞けないの読み方
吉川英治「落日の荘厳に似る」

...世の中なんて利己的な奴ばかりだ』彼は如何（いか）にも慨嘆（がいたん）に堪えない... 世の中なんて利己的な奴ばかりだ』彼は如何にも慨嘆に堪えないの読み方
蘭郁二郎「自殺」

「慨嘆」の読みかた

「慨嘆」の書き方・書き順