...これは最(も)う愚図愚図(ぐずぐず)していられないと思(おも)った...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...そういう風に愚図愚図していたから...
伊波普猷 「私の子供時分」
...愚図愚図(ぐずぐず)している時じゃありません...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...愚図愚図している場合ではありません」真犯人「恒川さん...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...愚図愚図している間に...
大杉栄 「日本脱出記」
...きょうまで愚図愚図...
太宰治 「ろまん燈籠」
...愚図愚図していると戸を蹴破るぞ!」声が私だとわかっていたのか! わからなかったのか! ともかく...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それでもいつまでも愚図愚図と引きずられるような日が...
豊島与志雄 「囚われ」
...奥さん万歳!――おい何を愚図愚図してるんだ...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...七瀬にはかまわないで「愚図愚図致すと...
直木三十五 「南国太平記」
...「愚図愚図云わんと...
直木三十五 「南国太平記」
...落第して愚図愚図(ぐずぐず)している内にこの学校が出来た...
夏目漱石 「模倣と独立」
...何を愚図愚図して居るのサ」死を決した岡柳秀子は...
野村胡堂 「青い眼鏡」
...そんなところに愚図愚図(ぐずぐず)しているとまた風邪を引くよ」と...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...何を愚図愚図しているんだい」「そんな事を言ったって...
吉川英治 「江戸三国志」
...愚図愚図いわすな...
吉川英治 「三国志」
...(何を愚図愚図している)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...愚図愚図していられなくなったのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索