...甚太夫はそこで惴(はや)りながらも...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...二人は惴(はや)る心を静めて...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...下女となって惴々焉憔々乎として哀みを乞うようになると予言したものもあった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...惴々(ずいずい)焉としてその侵入を防遏(ぼうあつ)しようとしておる...
内田魯庵 「四十年前」
...門(もん)の呼鈴(よびりん)が鳴(な)る度(たび)に惴々(びく/\)しては顫上(ふるへあが)る...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...門(もん)の呼鈴(よびりん)が鳴(な)る度(たび)に惴々(びくびく)しては顫上(ふるえあが)る...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...片山氏は惴々焉として黙しながら――兎に角赤門まで辿り着いた...
辰野隆 「浜尾新先生」
...……貪らず、惴(マヽ)らず、乱れず...
種田山頭火 「其中日記」
...彼の機嫌を損(そこ)ねはせぬかと惴々焉(ずいずいえん)として懼(おそ)れるものの如くである...
中島敦 「南島譚」
...加之獄則ノ厳ナル吾ガ心惴々トシテ遵奉ノ暇有ラザル也...
成島柳北 「祭舌文」
...自ら惴(はじ)らぬ罪は謹んで負う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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