例文・使い方一覧でみる「惰弱」の意味


スポンサーリンク

...自分の小さゝと弱さと卑しさとをその儘に看過する惰弱の心を挾んでゐないと云へなかつた...   自分の小さゝと弱さと卑しさとをその儘に看過する惰弱の心を挾んでゐないと云へなかつたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...即ちパリの遊人等の惰弱なお上品に対して...   即ちパリの遊人等の惰弱なお上品に対しての読み方
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」

...惰弱な紳(しんしん)の生活ぶりを真似(まね)ていたので...   惰弱な紳の生活ぶりを真似ていたのでの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...いったい政秀は父の政高に輪をかけた惰弱悠長(ゆうちょう)な性質で...   いったい政秀は父の政高に輪をかけた惰弱悠長な性質での読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...惰弱(だじゃく)な...   惰弱なの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...当時惰弱の公方様(くぼうさま)に任せておいては...   当時惰弱の公方様に任せておいてはの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あらゆる華奢惰弱の風を奨励した時から...   あらゆる華奢惰弱の風を奨励した時からの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その惰弱(だじゃく)に換えるのに一種の威風を以てしているところを見れば...   その惰弱に換えるのに一種の威風を以てしているところを見ればの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...惰弱で不可(いか)ん...   惰弱で不可んの読み方
夏目漱石 「それから」

...どうも職業のない人間は、惰弱で不可ん...   どうも職業のない人間は、惰弱で不可んの読み方
夏目漱石 「それから」

...僕も豆腐屋へ年期奉公に住み込んで置けばよかった」「君は第一平生から惰弱(だじゃく)でいけない...   僕も豆腐屋へ年期奉公に住み込んで置けばよかった」「君は第一平生から惰弱でいけないの読み方
夏目漱石 「二百十日」

...学芸によって国が惰弱(だじゃく)に流れることもある...   学芸によって国が惰弱に流れることもあるの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...惰弱(だじゃく)な教育だと思うのです...   惰弱な教育だと思うのですの読み方
羽仁もと子 「おさなご」

...惰弱だといわれる...   惰弱だといわれるの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...いや迷信も無信仰も惰弱も...   いや迷信も無信仰も惰弱もの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...そんな惰弱な生活はゆるさん...   そんな惰弱な生活はゆるさんの読み方
吉川英治 「親鸞」

...その後逐(と)うとう惰弱に流れ...   その後逐うとう惰弱に流れの読み方
若杉鳥子 「職業の苦痛」

...こんな惰弱な風はよろしくないといって...   こんな惰弱な風はよろしくないといっての読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「惰弱」の読みかた

「惰弱」の書き方・書き順

いろんなフォントで「惰弱」

「惰弱」の英語の意味


ランダム例文:
狗吠   調査委員会   洸洋  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

時事ニュース漢字 📺
距離感   船渡御   黄金時代  

スポンサーリンク

トップへ戻る