例文・使い方一覧でみる「惜しがる」の意味
スポンサーリンク...風葉君の口惜しがるまいことか... 
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...わたしにお湯銭をくれるのさえ惜しがるんですよ...
豊島与志雄 「山吹の花」
...その勝負を惜しがると...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにも惜しがるほどの器量というわけではないけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...言葉を惜しがる人のように...
夏目漱石 「こころ」
...「涙を流して口惜しがる主人を押えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...口惜しがるのはお前の勝手だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...錢形が聽いたらさぞ口惜しがるだらう――つて言つたさうで」「そんなことはどうでも構はない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分が相手にされない事などは棚にあげて口惜しがるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...癪（しやく）にさはるぢやありませんか」八五郎は口惜しがるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...パパが口惜しがるのも無理のないところだ...
久生十蘭 「だいこん」
...あれぢや周子が口惜しがるのも無理はないと思つたり...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...「三田先生を惜しがるのがいけないんなら...
「海流」
...（ルクレティウス）お前たちがそんなに惜しがる生命を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人の惜しがる生命（いのち）...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...たいした玉の輿（こし）に乗るんだろうになあ」と惜しがる世評に間違いはないのであります...
吉川英治 「江戸三国志」
...世間でも口惜しがるんでございましょうね...
吉川英治 「三国志」
...命を惜しがる小人のように...
和辻哲郎 「孔子」
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