「悼」の意味
死者を悲し
「悼」の例文(場面別)
- 葬儀・弔問故人を悼む気持ちで、多くの参列者が献花をした。
- 文学・詩歌彼の詩には、戦争で失った友を悼む切ない感情が込められていた。
- 歴史・ニュース式典で首相が犠牲者を悼む演説を行い、参列者が黙祷を捧げた。
小説での「悼」の使い方
...哀悼の涙を濺(そそ)ぐものなどは...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...泣きて逝きけむ上の祕(ひ)めし思を悼ままし...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...山田三造は追悼会に参列したところで...
田中貢太郎 「雨夜続志」
...故殿下哀悼と東亜新秩序建設の熱意にうたれる...
種田山頭火 「一草庵日記」
...眺むる衆に哀悼の念をそゞろに起さしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一入(ひとしお)哀悼に堪えないのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...午後神楽阪貸席某亭に開かれたる南岳追悼発句会に赴く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...再び花を開く日がこないのではなかろうかと悼まれるのである...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...故人の追悼の意味で是非出席してもらい度いと言うのです...
野村胡堂 「踊る美人像」
...ただ、人間は悲しいとおもいあたるさびしさを、追悼の意味で、あたしの直覚から言ってみるに過ぎない...
長谷川時雨 「九条武子」
...*61デカダンスへの悼歌(とうか)...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...親を懐(おも)い子を悼み時を歎(なげ)くの歌などがかえって多きがごとし...
正岡子規 「曙覧の歌」
...因って虎を慰め悼(いた)む詞(ことば)を懸けながら近寄り虎が耳を傾け居る隙(すき)を見澄まし殺すのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...たまさんは頭を下げて哀悼の意をあらはした...
室生犀星 「めたん子傳」
...人びとと共にその死を悼んだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...かえって彼の損失を悼む心をいや増しに増す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――後醍醐の死にたいしては何ら哀悼の表示を考えていなかった...
吉川英治 「私本太平記」
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