...」僕は悄気返(しよげかへ)つたラツプと一しよにもう一度往来へ出ることにしました...
芥川龍之介 「河童」
...しかし一言も歯向かわず悄(しお)らしく出てゆくのをみると...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...物思はし気に悄然(しよんぼり)と坐つて裁縫(しごと)をしてゐたお利代は...
石川啄木 「鳥影」
...夢を見てゐる人の樣に悄然とした...
石川啄木 「鳥影」
...山家で――悄々(しおしお)と天幕を出た姿に...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...客のない店の鏡のところへ出て悄(しよ)んぼりと髪なぞ解(と)いた後(のち)...
鈴木三重吉 「桑の実」
...悄(しよん)ぼりと夜の色になりかけてゐる...
鈴木三重吉 「桑の実」
...俳小屋の机の前に坐つてゐる私は愈々孤影悄然としてをる...
高浜虚子 「椿子物語」
...孤影悄然(しょうぜん)と東京へ立たせるのには忍びなかったのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...悄気(しょげ)た風を見せまいと一層心を励まして顔に笑いを出そうとしていると...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...苛立ちそして悄気ましたね...
豊島与志雄 「女と帽子」
...黙り込んで悄然(しょうぜん)としていたジャン・ヴァルジャンは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...悄々(しおしお)と道場の真中へ戻って来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...奔走しても好い」悄然(しょうぜん)として項垂(うなだ)れていた小野さんは...
夏目漱石 「虞美人草」
...平次は悄然(しょうぜん)として外に出ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...悄気(しょげ)た首を垂れてしまった...
吉川英治 「醤油仏」
...やがて悄々(しおしお)とその場を退(さ)がると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――お蕗母娘(おやこ)が行方知れずとなった汁講(しるこう)の夜、老公のさしずなく、母娘(おやこ)のすがたを翌日まで探し歩いたという科(とが)で、老公の勘気(かんき)をこうむり、悄然、西山荘を去った悦之進だった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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