例文・使い方一覧でみる「息遣い」の意味
スポンサーリンク...小刻みな柔かい息遣いなどが... 
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...息遣いさえ異様にはずんで来るのを...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ゾッとするような烈しい息遣いをしている...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ひどく弾んだ息遣いが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...男は息遣いはげしく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...手紙の文句をねるのではなくして艶子の息遣いを伺（うかが）っている様にも見えた...
江戸川乱歩 「五階の窓」
...東京島田三郎宅にて――正造」終りの方をうんうんと呻るような息遣いで書き終えると畳の上にたまった巻紙をはね返し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私の家（うち）で卒中の発作に罹ったあの老海賊のように荒い息遣いをしていた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...速い苦しげな息遣いの合間合間に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そして息遣いを落著かせてしっかりさせようとする彼の努力のために脣はぶるぶる震え...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...荒々しい息遣いになって来た...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...皆の穏やかな息遣い...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...もがきつかれて急（せわ）しい息遣いをしながら眠っている子供の顔を眺めて...
徳田秋声 「黴」
...せめてこの安らかな息遣いだけを...
外村繁 「夢幻泡影」
...激しい息遣いの中...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...そして息遣いを聞いた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...ふいと寐（ね）ている男の息遣いが今までと違って来たのに気が付いた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...息遣いが荒くなり...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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