...彼とは深い恩誼がある...
...あの人を助けたことがきっかけで恩誼が生まれた...
...彼女には私に対する恩誼がある...
...恩誼を大切にしましょう...
...恩誼のある人は人生を豊かにする...
...モリエエルやラシイヌやボアロオがこの恩誼に酬いなかったならば...
辰野隆 「芸術統制是非」
...その後ますます恩誼(おんぎ)を知るの感を深めることについて...
新渡戸稲造 「自警録」
...恩誼(おんぎ)を知るは取りもなおさず日本民族の特長であると断言してよかろうと思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...恩誼(おんぎ)の観念(かんねん)について注意すべきことを述べたい...
新渡戸稲造 「自警録」
...昔では非常の恩誼(おんぎ)とみなした...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかし自分の従僕(じゅうぼく)が一命を捨て自分の難を救うほうの恩誼(おんぎ)ははるかに重いと僕は思う...
新渡戸稲造 「自警録」
...その人の恩誼(おんぎ)をさらに感知しないで...
新渡戸稲造 「自警録」
...佐太郎の一方ならぬ恩誼(おんぎ)を思いては...
宮崎湖処子 「空屋」
...没すべからざる恩誼があるから...
森鴎外 「不苦心談」
...私はこの三木家の恩誼を終生忘れることができない...
柳田国男 「故郷七十年」
...少年時代に世話を受けた三木家の恩誼を思い返すたびに...
柳田国男 「故郷七十年」
...ただ鈴木氏の永年の恩誼(おんぎ)は厚かったにしても...
柳田国男 「山の人生」
...しかし他人は知らず江戸川乱歩氏のそうした恩誼に対して...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...こうした文筆上の恩誼に対する...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...今までに与えた恩誼に対する相手の無自覚さに対する不満なぞいう良心の錯覚もまじっているのであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...「……これを、それがしに賜わるのですか」関羽は一応、恩誼を謝したが、受けるともなく、印面の文を見ていた...
吉川英治 「三国志」
...あの方の内閣に私は初めて外務大臣として起用されたんで恩誼があるんですがね...
吉田茂 「私は隠居ではない」
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