...あいつが逃げてくれたのは思うつぼなのです...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...斎藤が思うつぼにはまって...
江戸川乱歩 「断崖」
...思うつぼに迷(まよい)と書き...
夏目漱石 「虞美人草」
...私の思うつぼです...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...名門家の誇りが敵の思うつぼでございます...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...怒れば向うの思うつぼだから...
山本周五郎 「いさましい話」
...そろそろ思うつぼの並木や...
吉川英治 「江戸三国志」
...「将来は、船軍(ふないくさ)にも、特殊な武器が発明されるかもしれませんが、やはり現状では、弩弓(いしゆみ)に優るものはありますまい」孔明の答えを、思うつぼと、うなずいて見せながら、周瑜はなお言葉を重ねた...
吉川英治 「三国志」
...まんまと敵の思うつぼに落ちているものではございますまいか」「そうか...
吉川英治 「三国志」
...思うつぼへ落ちたものであった...
吉川英治 「三国志」
...いちばい奮い立ッてくるかもしれず――尊氏が思うつぼにはまってはなりますまい...
吉川英治 「私本太平記」
...あまり思うつぼでもありませんぜ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...思うつぼを伝えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...こちらの思うつぼにはいって...
吉川英治 「新書太閤記」
...「思うつぼよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...思うつぼとは申されません...
吉川英治 「平の将門」
...とうとう思うつぼに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もう彼の思うつぼに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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