...東南岸に於て最も慘怛たる状況を呈せるは瀬戸...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...ルイ十六世に至り仏国革命起り次(つい)でナポレオンの世となりその惨怛たる光景は人のみな知る所なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
......
海野十三 「地球発狂事件」
...梵語の曼怛羅(マントラ)という字を翻訳したものです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...地税を減ずべしと疚痛惨怛(きゅうつうさんたん)...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...阿謨迦毘盧遮那摩訶菩怛羅摩尼鉢曇摩忸婆羅波羅波利多耶(おんあもきゃびろしゃのまかぼだらまにはんどまじんばらはらはりたやうん)――コトコトと梯子段を登る音が止んで暫らくすると...
中里介山 「大菩薩峠」
...今疾痛(しっつう)惨怛(さんたん)を極(きわ)めた彼の心の中に在(あ)ってなお修史の仕事を思い絶たしめないものは...
中島敦 「李陵」
...妙光死して天竺の北なる毘怛吐泉(びたとせん)の竜となり...
南方熊楠 「十二支考」
...障碍神(しょうげじん)毘那怛迦(びなたか)も象鼻あり...
南方熊楠 「十二支考」
便利!手書き漢字入力検索