...見る者として皆な暑さを忘るる物なるに...
饗庭篁村 「良夜」
...拝火教等の諸宗あることを忘るる勿れ...
芥川龍之介 「河童」
...忘るるに至るのみならず...
芥川龍之介 「北京日記抄」
......
江南文三 「佐渡が島を出て」
...彼らの心胸中に恐れて震ひ慄きてその勇猛の意氣忘る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これがためにその身を忘るるに至りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...召使いにむかいて恩の忘るべからざるを説法するごとに...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...詩人の世を憤る声なるを忘るべからず...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...決して閣下の国家に貢献したる功労を忘るゝものに非ずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...泣くに泣かれぬ悲しみを泣かで忘るゝ道あらばわれに教へよよ...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...太史とならばわが論著せんと欲するところを忘るるなかれ」といい...
中島敦 「李陵」
...此(かく)の如く苦辛して得たる者は脳中に染(し)み込む事深ければ再び忘るる事なく(一)...
正岡子規 「俳諧大要」
...ゆめ本職を忘るべからず...
正岡子規 「俳諧大要」
...忘るゝばかり引きしぼりて...
南方熊楠 「十二支考」
...深き悔恨と共に忘るる事能はず...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...家庭料理を掌(つかさど)る者はこの理を忘るべからず...
村井弦斎 「食道楽」
...風騒ぎむら雲迷ふ夕べにも忘るるまなく忘られぬ君という歌の書かれた手紙を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それを忘るべく遊歴に出た...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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