...しずかにおだやかな忌森忌森(いもりいもり)のおちこち...
伊藤左千夫 「告げ人」
...小説を忌む鴆毒(ちんどく)に等しい文芸憎悪者にも馬琴だけは除外例になって感服されてるが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...養父の一周忌のことであるからどうしても行かなくてはならないと思ひながら...
田中貢太郎 「黒い蝶」
...□忌花の話...
種田山頭火 「其中日記」
...亡母第四十九回忌...
種田山頭火 「松山日記」
...伊藤侯にも井上伯にも忌まるれど...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼はついにそれらを忌みきらうようになった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それで過度の興奮を忌(い)んで...
夏目漱石 「それから」
...丁度吟味與力笹野新三郎を忌避(きひ)して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...餘(あま)り昨今(さくこん)忌(いま)はしい事(こと)を言(い)はれると死期(しき)が近(ちか)よつたかと取越(とりこ)し苦勞(ぐらう)をやつてな...
樋口一葉 「うつせみ」
...こんな忌々(いまいま)しい生活を五年も辛抱していらしたのですが...
久生十蘭 「キャラコさん」
...彼等に忌れ、憚られ、恐れられる丈それだけ、俺は名誉の戦士として厚く待遇せらるる訳だ...
平出修 「逆徒」
...あの忌々しい書類の奪回方法を教えてくれないかということだ」「材料を提供して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...こは仏(ほとけ)の座(ざ)とあるべきを縁喜物(えんぎもの)なれば仏の字を忌みたる植木師のわざなるべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...二三分の一と増加していると述べ――これは彼によれば徴兵忌避のための早婚によるものである――そして全体として二五が適当な倍数である...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それが京都の義兄から今年こそは父の十三回忌をやりたいから是非来るようにと云って来たので...
横光利一 「比叡」
...なお忌憚(きたん)ないご腹中を聞かせ給わらぬか」席をあらためて...
吉川英治 「三国志」
...お通を見のがして行くことも忌々(いまいま)しい...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
