...心臓部に違和感を感じたので、医者に診てもらった...
...運動不足は心臓部の弱体化を招く恐れがある...
...この機械は核心的な部分である心臓部が壊れたので、修理が必要だ...
...心臓部に負担をかけないように、生活習慣に気をつけるようにしている...
...心臓部の病気は重篤な状況に陥ることもあるので、早期発見が大切である...
...攻者国軍の行動半径が敵国の心臓部に及ばないときは...
石原莞爾 「最終戦争論」
...飛行島の心臓部であるエンジンは快調をつづけている...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...海底要塞の心臓部というべき中央発電所の大モーターを動かしてかからねばだめなのだ...
海野十三 「太平洋魔城」
...冷静且つ果断に事件の心臓部を突破せにゃならないんだッ...
海野十三 「地球盗難」
...短刀による心臓部(しんぞうぶ)刺傷(ししょう)であると判断せられていたのは大間違いで...
海野十三 「電気看板の神経」
...一直線に明智の心臓部を指していた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...心臓部の刺傷に比較して恐ろしく周囲の皮膚が擦りむけていたね...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...心臓部に二発と下腹部に一発とを撃たれて即死を遂げていた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...―――幸子はそう思って悦子の心臓部に手をあてて見...
谷崎潤一郎 「細雪」
...心臓部に五十分以上に亙って激しい締めつけるような疼痛がおこり...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...動力所の心臓部を抑えながら...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...人造島の心臓部の設計をしたぐらいですから...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...心臓部の機関が、軽快な響きを立てて回転し、太い煙突からは、海洋を圧するような黒煙が吐き出され、十五節(ノット)の速度で、西に針路を執って航行しはじめた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...幕を隔てて背後(うしろ)から心臓部を一と突にやったのですから...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...幸いに心臓部を避けていたので...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...彼は軍将官並みに楽観的見通しを立てていたので――パリジャンの上流階級の心臓部に彼の知り合いとして確保されたことになっていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...鎌倉さいごの命脈を支配している心臓部なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...こうして『東方』の力は『西方』の世界の心臓部に近く迫って来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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