...彼女は心的状態が不安定だと言われている...
...今の自分の心的状態について心配している...
...仕事のストレスで心的状態が悪くなってしまった...
...心的状態を安定させるために瞑想を始めた...
...カウンセリングで心的状態を改善できた...
...そういう心的状態で歌の出来ることは...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...然らば此の心的状態...
高木敏雄 「比較神話学」
...未開人民の単純なる心的状態を考え...
高木敏雄 「比較神話学」
...今詩について一行も書けないような心的状態にあるので書かずに居たところ...
高村光太郎 「詩について語らず」
...そういう心的状態の中で私はまっすぐにミケランジェロを凝視した...
高村光太郎 「(私はさきごろ)」
...全く「頭がかたくなった」といったような奇妙な心的状態に陥ってそれが容易には平常に復しないで困ることがある...
寺田寅彦 「映画と生理」
...「反省的自覚なき心の機械的状態」あるいは「鸚鵡のような心的状態」という意味だとある...
寺田寅彦 「鸚鵡のイズム」
...心的状態が絵を構成する上に...
夏目漱石 「草枕」
...いろいろあるうちで余のもっとも要点だと考えるにも関らず誰も説き及んだ事のないのは作者の心的状態である...
夏目漱石 「写生文」
...一言にして云うと今日の人の心的状態は昔(むか)しの人の心的状態より大分複雑になっておりますからして...
夏目漱石 「創作家の態度」
...激すると云ふ心的状態は...
夏目漱石 「それから」
...中(ちゅう)ぶらりんの心的状態でそこに取り残された津田は...
夏目漱石 「明暗」
...これはある人の態度動作を真似ると心的状態もその人に似てくると云う学説を応用したのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...主人公の心的状態が慎まし過ぎるといふのか...
牧野信一 「月評」
...人の生活も心的状態も目醒しい転化をしてゐるであらう...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...既に各々の個々の心的状態ですらがそれを喚び起した外的刺戟からしてのみ理解される...
三木清 「歴史哲學」
...如何なる心的状態(エタ・ダーム)を表現するかを知つてゐた私には...
淀野隆三 「横光さんと梶井君」
...いかに素朴な心的状態にあるものも...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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