...御足労かけますが、お茶をお持ちしますね...
...本当に御足労さまでした...
...御足労料をお渡し致します...
...午後のお茶は御足労致しましょう...
...御足労に感謝致します...
...暑いところを毎日御足労で……...
石川啄木 「鳥影」
...御足労が願い度いという...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...丁度幸い甥があんたと御心安いというので実は大いに頼みにして御足労を願った様な次第で……」これで伯父の話は終りました...
江戸川乱歩 「黒手組」
...私の村へも御足労を願えませんでしょうか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それにこうやって御多用のところをわざわざ御足労をお掛けする以上...
橘外男 「逗子物語」
...御足労を煩わしたしだいです...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...「口中をよく拝見した上でないと入れ歯はできないから御足労ながら当地までおいで願いたい」と言ってやった...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ほんとにむだな御足労でしたよ』とさ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...見上げると「御足労だが...
直木三十五 「南国太平記」
...これまで御足労を煩わしたい――参集の二三子とても...
中里介山 「大菩薩峠」
...たびたび御足労をかけたことでもありますから...
平林初之輔 「予審調書」
...内大臣にもやはりその節御足労を願いたいと思うのですが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...御足労を願いました...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「やあ御足労をかけましたなあ」益山が笑いながら...
山本周五郎 「いさましい話」
...「こんな時刻に御足労をかけて済みません...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...枉(ま)げて吾が寝泊りする処まで御足労賜はりてむやと...
夢野久作 「白くれない」
...奉行所まで御足労を煩(わずら)わさずとも相済みましょう」「あ...
吉川英治 「大岡越前」
...まことに御足労ながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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