...私はお前達のお相手は御免蒙るよ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...私は御免蒙る」一方エリザベスは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...色情狂なら御免蒙る』と仰しやつたつてね...
徳田秋聲 「媒介者」
...だが本物では御免蒙る...
戸坂潤 「思想としての文学」
...入所すべき人物は地方で折紙づきの篤農家候補を厳選する(貧農は御免蒙ることにする)...
戸坂潤 「社会時評」
...そういう意味づけはこの際危険だから御免蒙る(人民戦線などとにらまれてはつまらぬ)と考えた処で...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...御免蒙ることにしようぜ」そんなある日...
外村繁 「日を愛しむ」
...三十分ばかりで御免蒙るよ...
豊島与志雄 「自由人」
...穢多と一緒に習わせるのは御免蒙るといって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...御免蒙る」「有村...
直木三十五 「南国太平記」
...こゝに漢學者の批評をすることは御免蒙る...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...――有り難う、僕は御免蒙るよ...
長與善郎 「青銅の基督」
...もし燕尾服を着なければならぬようなら御免蒙るという...
夏目漱石 「模倣と独立」
...一時間や二時間は付き合ってもよかろう」「御免蒙るワ...
野村胡堂 「踊る美人像」
...眞つ平御免蒙るよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...榎の長者太左衞門の遺(のこ)した、何萬兩とも知れぬ寶、それが何處に隱してあるかわからないから搜してくれといふのだらう」「へエ、よく御存じで」「それは、御免蒙るよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...会社へ出て上役の御機嫌が取れなければ御免蒙るといふんなら御免蒙られう...
牧野信一 「祖母の教訓」
...しかし強いて堪えて食えば食えない事は無かろうがマー御免蒙るべきだネ...
牧野富太郎 「植物記」
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