...躑躅の花の咲き殘る細徑は楢の森を出つ入りつして...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...高い木で暗くされてゐる徑を曲ると...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...徑が曲りくねつて居るから見た所が窮屈でごちや/\して居るので一向に興が薄ひ樣な心持がする...
伊藤左千夫 「市川の桃花」
...大は口徑一尺餘...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...或はその歴史的思想が段々發達して居る徑路に及んで居るのでありますから...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...畠や林の中の小徑をあちこちと...
永井荷風 「畦道」
...もと來た小徑の方へと走り去つた...
永井荷風 「或夜」
...さういふ伴侶(なかま)の殊(こと)に女(をんな)は人目(ひとめ)の少(すくな)い黄昏(たそがれ)の小徑(こみち)につやゝかな青物(あをもの)を見(み)ると遂(つひ)した料簡(れうけん)からそれを拗切(ちぎ)つて前垂(まへだれ)に隱(かく)して來(く)ることがある...
長塚節 「土」
...「おやそんぢや俺(お)ら家(ぢ)でも葱(ねぎ)の少(すこ)しもあげあんせう」南(みなみ)の女房(にようばう)はいつて桑畑(くはばたけ)の小徑(こみち)を小走(こばし)りに駈(か)けて行(い)つた...
長塚節 「土」
...その直徑二分五厘ほど...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上の二重丸は少し小さく、直徑八分位に、丸と二の字は二寸ばかり離して、二の字の足はそれ/″\五厘ほど長く描き、最後の二重丸はグツと大きく、徑三分五厘ほどに書き上げたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ここに至るまでの徑路は決して簡單ではなかつたであらうし...
波多野精一 「時と永遠」
...其徑路は淨土僧と同じ筋であつたけれど...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...今私が登つて行く徑(みち)を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...彼も私も原から小門へかけての坂徑(さかみち)の方に背を向けてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...從つて歩く徑も――松原の中には漁師のつけた徑が無數にある――きまつてをれば...
若山牧水 「鴉と正覺坊」
...程なく私は當時東雲堂の若主人西村小徑(いまの陽吉)君と一緒に雜誌『創作』を發行することになり...
若山牧水 「樹木とその葉」
...ちやうど通りかかつた徑が峠みた樣になつてゐる處に一軒の小さな茶店があつた...
若山牧水 「比叡山」
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