...地球内に含有されたラジウムが徐々に崩壊することによって説明しようと試みた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...『徐々(そろそろ)始めようぢやありませんか...
石川啄木 「菊池君」
...今一群の葬列が徐々として聲なく練つて來る...
石川啄木 「葬列」
...彼の身体を徐々に占めた...
犬養健 「朧夜」
...炎を上げない火が徐々に燃え広がる...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...その問題は「コップに水を一杯入れておいて更に徐々に砂糖を入れても水が溢れないのは何故か」というのであった...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...江戸でもその科學的飛躍の母體が徐々に生誕しつつあつたのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...相模川の岸から徐々として丹沢の山脈が起りはじめます...
中里介山 「大菩薩峠」
...徐々(そろそろ)とまた歩き出しました...
夏目漱石 「こころ」
...極めて徐々にだが減少し得るので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...カリングという探偵は、そうずばぬけた活動はしないで、綿密に、徐々に、いつのまにか微細な点にわたるまで事件の真相をほどいているというたちの探偵法を用いています...
平林初之輔 「愛読作家についての断片」
...私に対(むか)って徐々(そろそろ)小むずかしい話を始めた...
二葉亭四迷 「平凡」
...あたりの暗がりが徐々に大地にしみ込んで行くと...
北條民雄 「いのちの初夜」
...そして忍耐づよい者にのみ極めて徐々に近づいてくるものであると云ふ事を...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...徐々に支持を失いつつあった...
牧逸馬 「双面獣」
...北へさして徐々に引揚げて行った...
吉川英治 「上杉謙信」
...梅軒は、徐々に、その鎖を手元に手繰(たぐ)り溜(た)めた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...徐々にぼかされて行くのである...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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