「弄」の意味
もてあそぶ
小説での「弄」の使い方
...貞操を弄(もてあそ)ばれた悔恨(かいこん)が...
海野十三 「恐しき通夜」
...気に入った女たちを自由に奔弄(ほんろう)していったのだ」「そうだったか――」私は深い嘆息(たんそく)と共に...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...では何故土岐がこんな虚言(きょげん)を弄(ろう)したか?その時取調べ室の電話が突然響き渡ったのである...
海野十三 「白蛇の死」
...人形を弄(もてあそ)んだりする人達の気分が...
海野十三 「人造物語」
...之等(これら)は單(たん)に弄古的(ろうこてき)採集家(さいしふか)なるのみ...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...犯跡を晦(くら)ますために暴れ石のからくりを弄(ろう)する……そうだ...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...一人の新聞売りの小僧が嘲弄(ちょうろう)的ではあるが悪意はない気持で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...如何に残酷に弄ばれてしまったことか...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...十二人の羅馬兵が骸子(さいころ)を弄(もてあそ)んでいる...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...支那のいわゆる蘆管――遼東の小児の弄(もてあそ)ぶそれとは違っているかも知れません」「胡笳(こか)というのとは...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなた方にも人格にない art を弄(ろう)している事がたくさんある...
夏目漱石 「無題」
...男の幸福を願う若い娘というのは盗人並みに策を弄するものだな...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...愁らきうき世に我れは弄ばれて...
一葉 「暗夜」
...少女のやうに栗の葉を弄つてゐたが...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...詭弁(きべん)を弄(ろう)していますね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...享保以後無学無識の徒に翫弄(がんろう)せらるるに至って雅語ようやく消滅し俗語ますます用いられ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...全世界の科学者の脳髄をドン底まで飜弄して来たモノスゴイ手品の種シカケは...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...遠慮なしになるがよいではないか」「なれぬと思うて嘲弄(ちょうろう)するな...
吉川英治 「剣難女難」
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