...何しろ塗山(とざん)の禹王廟(うおうびょう)にある石の鼎(かなえ)さえ枉(ま)げると云うのですからな...
芥川龍之介 「英雄の器」
...途方に暮れていた際だから、李は、廟を見ると、慌てて、その軒下へかけこんだ...
芥川龍之介 「仙人」
...彼はその廟を目がけて登って往った...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...第五生ニハ吾ガ廟前密法修法ノ承仕給者トナル...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...金銀廟(きんぎんびょう)から...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...この方形的なる霊廟の構造と濃厚なる彩色とは甚だよく東洋固有の寂しく...
永井荷風 「霊廟」
...「一つの廟所(びょうしょ)と決めては遺法が普(あまね)くわたらない...
中里介山 「法然行伝」
...父親鸞上人の廟所(びょうしょ)をつくったのにはじまる...
長谷川時雨 「九条武子」
...予はフイイレンチエの偉人廟(パンテオン)であるサンタ・クロス寺(じ)の広場へ来てダンテの大石像を仰ぎ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...廟の扉(と)を蹴(け)って...
吉川英治 「三国志」
...帝は、大廟に入ると、直ちに、功臣閣にのぼり、自ら香を焚(た)いて、その前に三礼された...
吉川英治 「三国志」
...陽(べんよう)の廟前に後主(こうしゅ)劉禅(りゅうぜん)が植えたという柏(かしわ)の木が...
吉川英治 「三国志」
...憤然ひとり祖父の昭烈廟へ行って...
吉川英治 「三国志」
...廟堂(びょうどう)のご政治むきなどには...
吉川英治 「私本太平記」
...郊外の御岳(みたけ)の廟(やしろ)へ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...廟の中は案外広い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...廟門(びょうもん)の石段に腰をかけ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こうして、廟議の方針が、にわかに一決しないのを見ると叡山は、(念仏方の公卿たちの策謀を、まず先に打ち懲(こら)せ)と、いつもの手段に出て、近いうちに、日吉(ひえ)、山王の神輿(みこし)をかついで一山三千が示威運動に出るらしいという警報が都へ入ってきた...
吉川英治 「親鸞」
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