...小さな蓆張(むしろば)りの庵(いおり)を造りまして...
芥川龍之介 「邪宗門」
...孤寒と静寂との草庵のなかに...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...章郎君来庵、熟柿をもいでたべたり、御飯を炊いてたべたり...
種田山頭火 「其中日記」
...ちょうど一行はこのとき庵室の囲いの外へ出ようとするところであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この庵室は遠い昔(前世紀ではあったが)に...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...かの宋本は市野迷庵の舊藏にして...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...道庵をつかまえて来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...旅の合羽(かっぱ)を開いて道庵の上に打着せ...
中里介山 「大菩薩峠」
...委細のみ込んで反問した「ばんしょうじ」の符帳がどうしても道庵に解ききれない...
中里介山 「大菩薩峠」
...今まで、米友が道庵を見失うことはあろうとも、道庵が、米友を見失ったことはないはずです...
中里介山 「大菩薩峠」
...庵主(あんじゅ)さんは...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...二人は庵室の中に入つたまゝ息を殺して夜中過ぎまで待ちました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...急にこれを近所の小庵に移したくらいであるから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...六月十一日に蘭軒が妻益の姉夫(あねむこ)飯田杏庵が歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...楊庵は大食の癖があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」詩は夷白庵集(いはくあんしふ)一に出でてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中丸昌庵(なかまるしょうあん)が主として勧説した所である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...一本の沢庵漬を新聞紙にくるんで懐中していた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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