...胸に十字をえがきてのち座するを礼とす...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...対座するにはどちらも堪へきれないのである...
種田山頭火 「其中日記」
...ただ L = 0 すなわちSKの面内に座する著名の大家を物色する事が困難である...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...それが左右から出て来て着座するのを見ると...
夏目漱石 「行人」
...先生と同郷の学生などには時たま座敷で同座する場合もあったが...
夏目漱石 「こころ」
...初めにワキ・ワキヅレが次第(しだい)の囃子で登場して一定の場所に着座するまでは序の部分であるから...
野上豊一郎 「演出」
...八幡城に鎮座する...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...須田村桃太郎が病気で退座するとの届...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...同座することもないではあるまいと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...書役を隨へて著座する...
森鴎外 「最後の一句」
...通された一同其処へ着座する...
山中貞雄 「右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法」
...酒の席から中座する癖のあるのは...
山之口貘 「酒友列伝」
...瓢兮(や)瓢兮吾れ汝を愛す汝能(よ)く酒を愛して天に愧(は)ぢず消息盈虚(えいきょ)時と与(とも)に移る酒ある時跪座(きざ)し酒なき時顛(ころ)ぶ汝の跪座する時吾れ未だ酔はず汝まさに顛ばんとする時吾れ眠らんと欲す 一酔一眠吾が事足る世上の窮通何処(いづく)の辺「世上の窮通何処の辺」そっと口のなかで返唱したかれは...
山本周五郎 「新潮記」
...ともかくもとお通し申して対座すると...
山本周五郎 「日本婦道記」
...閔貢の拝座するすがたを見ると...
吉川英治 「三国志」
...高氏が陣座する柳堂の一房は簾(す)を垂れこめ...
吉川英治 「私本太平記」
...そして階下を繞(めぐ)って土下座する二百余騎の将兵の中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...例の山脈は主要な神殿が鎮座する地となり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??