例文・使い方一覧でみる「年甲斐」の意味
スポンサーリンク...彼女は年甲斐もなく夜遊びをしている... 
...年甲斐もなく挑戦することも大切だ...
...年甲斐のある大人として、自分の行動には責任を持とう...
...年甲斐に見合わない目標を掲げるのは無謀だ...
...年甲斐の差を感じさせないように、精一杯努力しよう...
...それはまた年甲斐もなく...
芥川龍之介 「邪宗門」
...お世辞だと知りつつ年甲斐もなく嬉しくなってしまうのを私にはどうすることも出来なかった...
上田広 「指導物語」
...蘭堂は年甲斐もなく...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...金雀枝（えにしだ）の茂みのかげから美々しく着飾ったコサック騎兵が今にも飛び出して来そうな気さえして、かれも心の中では、年甲斐もなく、小桜縅（おどし）の鎧（よろい）に身をかためている様なつもりになって、一歩一歩自信ありげに歩いてみるのだが、春の薄日（うすび）を受けて路上に落ちているおのれの貧弱な影法師を見ては、どうにも、苦笑のほかはなかった...
太宰治 「花燭」
...戸田さんが年甲斐（としがい）も無く自惚（うぬぼ）れて...
太宰治 「恥」
...年甲斐もなく鍵を掛けた妻の寝室の扉に体当りでもしかねまじいのを...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...年甲斐（としがい）もなく...
橘外男 「雷嫌いの話」
...かういふ文句を読んでゐると年甲斐もなく涙ぐましくなる...
種田山頭火 「其中日記」
...年甲斐もない悪戯心（いたずらごころ）がさせた業でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...この年老いて、そうして省（かえり）みることを知らぬ水々しい雌蝶と、老いたりというにはあらねど、生きたりというにはあまりに痩（や）せた雄蝶とは、年甲斐もなく、浮かれ浮かれて、花尻の森、源太夫の屋敷あと、且つは嫉妬の神の隠れた竜王明神の祭りの庭の赤い火に向って行くのが危ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...年甲斐（としがい）もない」「ヘン...
夏目漱石 「草枕」
...「何をしやがる」利助は年甲斐もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ありますよ――番頭の伊八は年甲斐もなく飛んだ道樂者で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...少しは年甲斐もなく遊びもするやうです」「――」「番頭の徳松は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...年甲斐もございません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お前という美しい――」熊谷三郎兵衛は年甲斐もなく椅子を寄せて...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...「運命の分かれ道だ！ 彼は女に親切だ、年甲斐もなく、へえー、老プレイボーイだな」彼はそう言いながら大きな手をクリストフの頭の上に置いたので、クリストフはさいころのようにくるりと一回転した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...年甲斐もない好色と...
吉川英治 「江戸三国志」
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