...その成績はしごく公平に現われた...
海野十三 「軍用鮫」
...七作平に限らず稲生の知人は皆どうかして妖怪を退けたいと思った...
田中貢太郎 「魔王物語」
...羅宇(らお)の真中を三本の指先で水平に支えて煙管を鉛直軸(えんちょくじく)のまわりに廻転させるという芸当も出来ないと幅が利かなかった...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...彼等観念論者は吾々に対して、恰も帝国議会の政治家の口吻に倣って、公平にも、それは立場の相違だと云って譲歩する...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...もう一返(いっぺん)彼の口にした覚悟の内容を公平に見廻(みまわ)したらば...
夏目漱石 「こころ」
...何んの役にも立たなかつたでせうよ」徳川の直參も太平に慣れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...公平に考えて、日本の美術は世界無比のように思われる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...さういへば植村様が無かつたら天下泰平に納まつたものを...
樋口一葉 「うつせみ」
...六平になにか弱い尻をにぎられていて...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まだ滯在してゐた松平に來てもらつて...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...これ不愉快のもとなりとて牀上を通訳官に譲りわれら一団は公平に土間を取りたり...
正岡子規 「従軍紀事」
...農業主義に対し公平に云えば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...尤(もっと)も抽斎をして不平に堪えざらしめたのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...与平に持たせて役所へやった...
山本周五郎 「さぶ」
...平に謝絶して只圓翁に譲ったという佳話も残っている...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...真横(まよこ)から水平に近く照しかけると見え出して来るという事実は...
夢野久作 「暗黒公使」
...装飾や美観は泰平になってからやれば宜しい...
吉川英治 「新書太閤記」
...実平に誘(いざな)われた...
吉川英治 「源頼朝」
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