...彼女は希代の美人だ...
...彼は希代の怪物と呼ばれている...
...彼は希代の研究者である...
...彼女の才能は希代である...
...この危機を乗り越えたら、希代の英雄として記憶されるだろう...
......
伊良子清白 「孔雀船」
...「希代の科学者鏖殺(おうさつ)犯人遂(つい)に捕縛(ほばく)せられる...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...それにあいつは希代の悪党なんだから」「それはどういう意味でしょうか」紋三は変な顔をして尋ねた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...しかも「二十面相」という希代(きだい)の怪賊なのです...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...手をやいていた希代(きだい)の凶賊が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...希代の遊蕩児であった...
江戸川乱歩 「影男」
...希代の異常犯罪者三人三様の思いをのせて...
江戸川乱歩 「影男」
...これに希代(きだい)の女賊がからみ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...眞(まこと)に希代(きたい)の好運兒(かううんじ)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...希代の事なりとて...
高木敏雄 「比較神話学」
...希代のすね者...
太宰治 「逆行」
...やはり当寺の僧徒で希代(きだい)の達人...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが希代の智馬と知れて王一億金もて瓦師より買い取ると...
南方熊楠 「十二支考」
...そのわりにゃア試験に好結果を得るから希代(きたい)だヨ...
三宅花圃 「藪の鶯」
...希代(きたい)の名木なれば「聞く度に珍らしければ郭公(ほととぎす)いつも初音(はつね)の心地(ここち)こそすれ」と申す古歌に本(もと)づき...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...三年頃の公園六区に希代の大女が現われた...
山本笑月 「明治世相百話」
...希代(きたい)な火独楽(ひごま)! その火独楽だ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...希代(きたい)ふしぎな火焔独楽(かえんごま)――はい...
吉川英治 「神州天馬侠」
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