例文・使い方一覧でみる「巻」の意味


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...のみならず時には不自然に煙草の箱へ手を出したり...   のみならず時には不自然に巻煙草の箱へ手を出したりの読み方
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」

...郡内(ぐんない)のふとんの上に掻(かいまき)をわきの下から羽織った...   郡内のふとんの上に掻巻をわきの下から羽織ったの読み方
有島武郎 「或る女」

...間もなく傷口を取く頭髪の生際(はえぎわ)を指差しながら...   間もなく傷口を取巻く頭髪の生際を指差しながらの読み方
大阪圭吉 「気狂い機関車」

...鮨(お手製だからひとしほうれしい)...   巻鮨の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...三 風鎮めの呪法としての演劇『津軽紀聞』という本があって、高倉新一郎氏によればそれは今からおよそ二百年近くも前の、宝暦8年(西紀1758)の著述と推定されるものでありますが、その本の上に、松前蝦夷地の風俗の聞書として、“日和(ひより)もふし”という行事の記事が見えております...   三 風鎮めの呪法としての演劇『津軽紀聞』という本があって、高倉新一郎氏によればそれは今からおよそ二百年近くも前の、宝暦8年の著述と推定されるものでありますが、その本の上巻に、松前蝦夷地の風俗の聞書として、“日和もふし”という行事の記事が見えておりますの読み方
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」

...四面に海をめぐらす大八州国(おおやしまのくに)に数千年住み着いた民族の遠い祖先からの数限りもない海の幸いと海の禍(わざわ)いとの記憶でいろどられた無始無終の絵物である...   四面に海をめぐらす大八州国に数千年住み着いた民族の遠い祖先からの数限りもない海の幸いと海の禍いとの記憶でいろどられた無始無終の絵巻物であるの読み方
寺田寅彦 「俳句の精神」

...長いものにはかれろ主義なのだから...   長いものには巻かれろ主義なのだからの読み方
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」

...嘗て上田敏先生が『渦』中に論じられた一節を思出さゞるを得ない...   嘗て上田敏先生が『渦巻』中に論じられた一節を思出さゞるを得ないの読み方
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」

...先生はフロインドリッヒの膠質学の上下二千五百頁もある読みづらい本をこくめいに読んでおられた...   先生はフロインドリッヒの膠質学の上下二巻千五百頁もある読みづらい本をこくめいに読んでおられたの読み方
中谷宇吉郎 「寅彦夏話」

...半身を白布(はくふ)でいて...   半身を白布で巻いての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...八」「小田直次郎――で」「悪いな」平次も首を縮めて小さく舌打ちしました...   八」「小田巻直次郎――で」「悪いな」平次も首を縮めて小さく舌打ちしましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...また陽(ひかり)の道がさへぎられて濛ツと煙りがいてゐる見たいな廊下の行手には...   また陽の道がさへぎられて濛ツと煙りが巻いてゐる見たいな廊下の行手にはの読み方
牧野信一 「鬼の門」

...『大英百科全書』十一版二六九頁参照)...   『大英百科全書』十一版二巻六九頁参照)の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...其自筆の物を見ることを得...   其自筆の巻物を見ることを得の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...遠きに集まって来た...   遠巻きに集まって来たの読み方
山本周五郎 「ひとごろし」

...たとえようのない事件が彼女を中心にして渦(うずま)き起って...   たとえようのない事件が彼女を中心にして渦巻き起っての読み方
夢野久作 「少女地獄」

...グルグルきに縛り付けてあります...   グルグル巻きに縛り付けてありますの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...自然に二社の激しい競争の中にき込まれざるを得なかった...   自然に二社の激しい競争の中に巻き込まれざるを得なかったの読み方
横光利一 「旅愁」

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