...私は巴旦杏が好きです...
...巴旦杏は健康に良い果物です...
...巴旦杏の種を植えて育てるのも楽しいです...
...巴旦杏はアーモンドに似ています...
...巴旦杏は、アレルギーを持つ人には注意が必要です...
...ところでそこにきれいなきれいな赤薔薇(ばら)の色をした小さい花がさいて巴旦杏(はたんきょう)のようなにおいをさせていました...
ストリンドベルヒ August Strindberg 有島武郎訳 「真夏の夢」
...彼等の体は巴旦杏(はだんきょう)の型をして一方の端は円くなり他の方は尖つてゐて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...巴旦杏型(はたんきょうがた)のぱっちりした眼はどこか私が子供の時に死んだ母の眼に似ていて...
妹尾韶夫 「凍るアラベスク」
...相手は巴旦杏笑いをして頷いて見せた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「では何かサレーダイン公爵が遺言でも」「わしがサレーダイン公爵だ」老人は巴旦杏(はたんきょう)をもりもりと頬張りながら云った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...巴旦杏の実がたべたいんですが……」「それだけのことなら...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...外に出てみますと……庭の大きな巴旦杏の木の下に...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...庭の巴旦杏の木がいつぱい花をひらきました...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...しかもドイツやロシアやスカンジナヴィアやフランスなど各国でできたもの――ビールやシャンパンや巴旦杏(はたんきょう)酒や葡萄(ぶどう)酒――を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...溝渠(こうきょ)の廃址(はいし)の赤黒い迫持(せりもち)の下には白巴旦杏(しろはたんきょう)が咲いていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頬が巴旦杏色に艶に赤らみ...
久生十蘭 「川波」
...広い庭に巴旦杏(はたんきょう)やジャボン...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...やがてどことなく間のぬけたような笑いを見せながら「砂糖漬けのオレンジを二つと巴旦杏(はたんきょう)を二つと...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...片手に二人分の巴旦杏(はたんきやう)をかかへ...
堀辰雄 「巣立ち」
...そして白い蕾が点々としてゐる巴旦杏の梢を眺めてゐた...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...裏籔の巴旦杏の梢で森氏が十年ばかり前に生捕りにしたものである...
牧野信一 「南風譜」
...薄黒くふちどられた巴旦杏のような眼と...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...良人に禁じられていた巴旦杏(はたんきょう)を...
山本周五郎 「菊屋敷」
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