...一鉢千家飯山頭火□春風の鉢の子一つ□秋風の鉄鉢を持つ雲の如く行き水の如く歩み風の如く去る一切空五月十三日(室積行乞)まだ明けないけれど起きる...
種田山頭火 「行乞記」
...夜は酒と句とヨタとで賑つた、主賓吉之介、客賓樹明、不二(マヽ)生、主人公は山頭火、たゞし酒も魚も樹明君の贈物、酒もうまかつたが話もおもしろかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...酔うて乱れる酒は断じて飲まないことを山頭火が山頭火に宣誓した...
種田山頭火 「其中日記」
...ほんたうの山頭火ではないのだ!旧暦のお正月だといふのに...
種田山頭火 「其中日記」
...呪はれた山頭火!敬君は下関へ出張...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火は其中庵にぢつとしてゐるより外はない...
種田山頭火 「其中日記」
...其中庵の山頭火だ...
種田山頭火 「其中日記」
...一転語――春風秋雨 五十四年喝一起一伏 総山頭火とう/\徹夜してしまつた...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火も老いたるかなと思へば微苦笑物だ...
種田山頭火 「其中日記」
...へうへうたり山頭火!ゆうゆうたり山頭火! 湛へたる水のしづかさだ!八月七日曇――雨...
種田山頭火 「其中日記」
...今日はまつたくぐうたら山頭火だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...(其中日記抄――山頭火行状記)□千人風呂と濁酒と皇帝...
種田山頭火 「其中日記」
...句稿を整理しつゝ、自分の未熟なのに呆れ、懈怠がちであるのを恥ぢた、おい、山頭火、しつかりしろよ...
種田山頭火 「其中日記」
...Y屋で飲む(久しぶりの山頭火的飲ツ振だつた)...
種田山頭火 「其中日記」
...今日、出かけるとき、だいぶ出かけてから、財布を忘れてゐたことに気付いて引き返した、私もちかごろ耄碌したらしい、だいぶぼんやりしてゐる、おい、山頭火、しつかりしろよ!真夜中に眼が覚めた、起きて何やかや片づける、酔うて帰つたと見えて、そこらがとり散らかしてある...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火でありたい...
種田山頭火 「其中日記」
...さすがの山頭火もへこたれてござる!身辺整理...
種田山頭火 「其中日記」
...気まぐれ山頭火!今日もずゐぶん暑かつた...
種田山頭火 「旅日記」
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