...それには今宵志賀の山越えに東坂本へ移らせ給え...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...その勢で山越えする...
種田山頭火 「行乞記」
...それが人生だ!・くもりおもたくおのれの体臭・けさはあめの花いちりん・畦豆も伸びあがる青田風・雨の山越え苗もらひに来た・青田青田へ鯉児を放つ七月八日雨...
種田山頭火 「行乞記」
...カーソン・シティへ山越えで突き進まなければなりません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...釧路の白糠(しらぬか)村役場までは足寄を経て近道の山越えしても中途露宿して二十五里...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
長塚節 「長塚節句集」
......
野口雨情 「野口雨情民謡叢書 第一篇」
...その山越えをしてみたくなつた...
堀辰雄 「黒髮山」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...山越えはこの一行のおかげで大半の愉快を失いました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...つまりは山越えの路(みち)を...
柳田国男 「母の手毬歌」
...或る晩山越えの途中...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...山越えもしやしめえ」「今夜のうちに...
吉川英治 「江戸三国志」
...いま御思案と仰っしゃったのは?」「ここから山越え六里の南...
吉川英治 「私本太平記」
...しばしお身おまかせ願わしゅう存じまする」「…………」「――これより山越えで南へ五...
吉川英治 「私本太平記」
...不意に打って出る山越えの...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺からまた一山越えた山裏の中腹にあり...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...さすがに女の山越えや雪の中の旅には耐えかねて...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索