......
伊藤左千夫 「紅葉」
...満山紅葉の錦を以て飾られし如く美々し...
種田山頭火 「其中日記」
...全山紅葉の奇を見る能(あた)はざるをと我は思ひぬ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...全山紅葉の時期までには氏の胸像を完成させ...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...山紅葉が眼ざましく栄(は)える...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...全山紅葉だが、赤色から黄色にいたる色どりがぼーっとかすんでいる...
豊島与志雄 「山上湖」
...下には薄紫に遠山紅葉(とおやまもみじ)の裾(すそ)模様のあるちりめんの長じゅばんを着て...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...山紅葉も木犀も白い枝を寒さうに張つてゐて...
林芙美子 「風媒」
...ようやく安心して描き上げたのが絢爛(けんらん)無比の満山紅葉の図...
山本笑月 「明治世相百話」
...もう黒バミ初(そ)めた山紅葉より可惜(あたら)に...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索