...芥川は羽織も着ない着ながしで草履をつつかけたままであつたので...
小穴隆一 「二つの繪」
...それからまた終(しま)いには客観描写に戻るという順序を履むのである...
高浜虚子 「俳句への道」
...そこにあった藤倉草履(ふじくらぞうり)を穿(は)いて...
田中貢太郎 「春心」
...則重に対する忠誠を弊履(へいり)の如く捨てゝしまったのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...小さい草履や鬼子母神の像などがはいっていた...
豊島与志雄 「生と死との記録」
...又同篇の曰予小子履以下四十六字は...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...やっと草履取(ぞうりとり)に召使われましたのが運のはじめでございました...
中里介山 「大菩薩峠」
...長刀(なぎなた)になったキルク草履という有様...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ガラツ八の八五郎が長刀草履(なぎなたざうり)に砂埃(すなぼこり)を飛ばして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...キルクの草履を取り出していた...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...履歴書をポケットへしまった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...何をも見かへらず店口から下駄を履いて筋向ふの横町の闇(やみ)へ姿をかくしぬ...
樋口一葉 「にごりえ」
...ぱたぱたぱたぱたと廊下を走る草履の音が聞えた...
広津柳浪 「今戸心中」
...シベリア植民に関する女帝の意図は必ずしも常にその臣下によって十分履行されたわけではなく...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...響くものは僕等の靴と草履(ざうり)の音丈(だけ)である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...自分はもうあたふたと草履(ぞうり)をつッかけて往来の向うへ駆けていた...
吉川英治 「黒田如水」
...寝ていて物音を聞いていても考えられます」「ふむ……なるほど」「お草履も...
吉川英治 「新書太閤記」
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