...この二つの道の内容を言い尽くすことはできまい...
有島武郎 「二つの道」
...他人のためにひたすら尽くすのだ...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...この造作(ぞうさ)のない礼儀を尽くすことをいとう...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...それといくらか似たものではないかと思われるような不思議な心持ちをいだいてこの絵の前に立ち尽くすのであった...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...充分看護に心を尽くすべしとか云う...
夏目漱石 「思い出す事など」
...山門を埋(うず)め尽くすほどな大竹藪を見るのだが...
夏目漱石 「二百十日」
...それを掘尽くすには百年でも二百年でもかかるんだそうである...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...疾風のように総てを嘗め尽くす積りだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一夕(いっせき)の歓を尽くすようなこともあった...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...山家相応の馳走を設けて一夕の愉快を尽くすべきはずなるに...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...海の中の全ての魚を食い尽くすために造られた魚だ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ぎこちなく立ち尽くす様子は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...彼これを算(かぞ)え尽くすの後にあらざれば...
南方熊楠 「十二支考」
...自身は無力で友のために尽くすことができなかったということをほのめかして薫をなだめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...感謝の思いも書き尽くすことができませんのをお許しください...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...語るだけを語り尽くすと...
吉川英治 「新書太閤記」
...人のために尽くすという行為に自ら誇りを感じながら...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...何人も仏法究極の道理を葛藤なきまでに会得(えとく)し尽くすということはあり得ない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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