...そのころ筑後(ちくご)の前司(ぜんじ)の小舎人(ことねり)になっていた弟が...
芥川龍之介 「偸盗」
...御蔵(おくら)小舎人(こどねり)山科(やましな)出雲...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...守は一人の小舎人童(ことねりわらわ)を近くに呼ぶと...
堀辰雄 「曠野」
...南方先生「大内の小さ小舎人(ことねり)ててにや/\」てふ古謡を臆(おも)い起し...
南方熊楠 「十二支考」
...とくより日野殿の内に小舎人(こどねり)として飼われおる者とは...
吉川英治 「私本太平記」
...その頃流行った“蝦(えび)すくい小舎人(こどねり)”は後のどじょう掬(すく)いだし...
吉川英治 「私本太平記」
...大臣邸の小舎人(ことねり)として...
吉川英治 「平の将門」
...飼いごろしに「小舎人、小舎人...
吉川英治 「平の将門」
...「これ……小舎人...
吉川英治 「平の将門」
...「おお、どうされたの客人……」と、果たして、忠平は、聞き咎めて――「その、小舎人を、御存知か」「いや、見も知りませぬが……」「なにか、粗相いたしたか...
吉川英治 「平の将門」
...小舎人ぐらいにしかお用いになっていないじゃないか...
吉川英治 「平の将門」
...輦宿の小舎人のまま...
吉川英治 「平の将門」
...「こんな小舎人一匹...
吉川英治 「平の将門」
...輦宿の小舎人、小次郎にござりますが、裏御門のほとりで、賊を見かけて、戦って来ました...
吉川英治 「平の将門」
...左大臣家の小舎人...
吉川英治 「平の将門」
...小舎人が手綱で曳いて行く...
吉川英治 「平の将門」
...――が、今、小舎人が来て、政子へ告げて行った声を聞くと、「……お姉君だけ?」「そう...
吉川英治 「源頼朝」
...……では大殿のご病気のお加持(かじ)にでも」「左様でござる」取澄ましていると、小舎人は、あわただしく駈けて行った...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索